日本花き球根輸出入協会 年頭所感 (2012/1/1)


日本花き球根輸出入協会 年頭所感

 
 新年明けましておめでとうございます。2012年の新春を皆様健やかに迎えられたこととお慶び申し上げます。一方、東日本大震災により被災された皆様方には心よりお見舞いを申し上げます。
 花き産業の低迷が続く中、私たち(社)日本花き球根輸出入協会(JFTA®)会員各社が扱っている球根類も例外ではありません。昨年のユリ球根輸入量は1億4千万球程度でピーク時の約70%に減少、切花用チューリップ球根は三分の一程度まで減少したと言われています。更に、震災後の消費低迷により生産者の方々の経営は一層厳しいものになりました。
 球根業界は切花産地の皆様とまさに運命共同体、何か少しでもお役に立てないかと考え、活動して参りました。
 Ms.(ミズ)リリーは第10回目。JFTD・花キューピット協同組合が7月に開催した「フラワードリーム」において多くの関係者やお客様の前で授賞式を行いました。受賞者は武井咲さん。その後、全国の加盟店で「ハッピー・マザー・トゥ・ビー」〜がんばっている女性に感謝の意をこめてユリの花を贈るキャンペーン〜が長期的に展開されています。
 また、10月のIFEXではJFGA・(社)日本花き生産協会球根切花部会、IBC・オランダ国際球根協会と当協会が協力し、「JBF」(ジャパン バルブ フラワー)ブースを出展しました。そこでは様々な球根類とその楽しみ方や販売方法をご提案するとともに、豊かな品種構成と品質の高さを誇る「国産のユリ」を展示し、大いにアピールしました。年々、国内産切花の展示が減っていく中、「日本代表」の気概を込めた取り組みでした。
 また、昨年秋から全てのユリ球根輸入者と輸出者が各々価格の0.1%ずつ(計0.2%)を拠出して基金を創設、ユリの消費拡大のための新たな活動も始まりました。   
 私たちの目標は球根切り花の魅力と多様性を広くお伝えするとともに、「本物の花」を着実にマーケットにお届けする事です。生産から販売まで関係の方々と連携し、難局に立ち向かって参ります。皆様方のご理解とご支援を切にお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。


2012年1月1日

一般社団法人 JFTA® 日本花き球根輸出入協会
会長 中村 裕司