2012年オランダ 作付面積統計(速報)(2012/7/17)

平素は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
 表題の件につき、下記にご報告申し上げます。


1. 統計の見方について
 2012年の統計から、分類方法が変わり(戻り)、2年前(2009年統計)と同様にネイキッドスケールが開花球面積に含まれています。
 又、“その他計”が400Haを超える大きな数字になっておりますが、この中に各系統の非公開品種が含まれており、詳細は不明です。
 上記、新たな分類方法により、開花球面積情報 及び 前年比もやや精度を欠く情報となりましたが、全体像はつかめると思います。



オリエンタルOTは予想通りの減少となりました。近年、ネイキッドスケールの面積は増加傾向ですので、開花球自体は更に減少しているかもしれません。バイラスロットの種球廃棄が進んだ事が読みとれ、品質改善が進んでいることは好感触です。世界需要がやや下がると見込まれているため、適度な減少であり、球根相場は今のところ安定しています。(むしろ為替の方が不安定)

   LA、スカシは微減となりました。昨年収穫時期に過剰感が出て値下がりした品種の面積が減少し、新しい品種の生産が増えています。2011年産LAが過剰だった事を考えると、もう少し減っても良かったかもしれません。 

2. 代表的品種の栽培面積
 下記に一部品種の情報をご紹介致します。交配系統の表と同様に、2012年から開花球+ネイキッドスケールとなっております。
 その他品種につきましては、弊社ホームページ「作付面積表(原語版)」にてご確認ください。
3. オランダの気候
 4月〜5月中旬まで、平年より気温が低く、生育は遅れていました。
植付け〜現在までの気候データを見ますと、長く曇天雨天が続いており、4〜6月の日照量は平年値の85%程度となっています。
 気温は、時折大きく上下していますが、平均値は平年並みとなっています。
 7月中旬現在は、寒い週に入っており、最高気温が20℃を下回っています。
 まだまだ、作況を占うには時期が早すぎますが、これまでのところは、生育が遅れる環境であったと思います。

 簡単ですが、2012年オランダ産についてのご報告でした。