2012年の夏の気候を振り返って(2012/10/9)

 平素は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

 ようやく朝晩が涼しくなってまいりましたが、最近まで全国的に気温が高く、 植付け環境には 皆様お気を使われたと思います。
 2010年の夏は高温により多くの被害(切花品質や出荷時期のずれなど) を出した事が記憶に新しく、2012年は同じ又はそれ以上の温度だった地域・月があったようです。 (平年より涼しい地域もあり)
 下記に気象庁データより、各市の月間平均気温をまとめましたのでご参照ください。





 平均気温が25℃を超える環境(地温は25℃以上?)は、 百合が生育するにはかなり難しい気温に違いありません。ルーティングをしても草丈が取れない、 高温多湿で花が垂れる、色が出ないなど、いろいろな相談もありました。
 8、9月を見ますと、札幌を除く4地点の気温差は1.1℃、0.5℃内となっており、 地方ごとの気温差はあまりなかったようです(近年この傾向が多い)。
 一部の生産者では、ヒートポンプを使った夜冷もされており、技術的な改善が進められ、 1〜2℃の違いでもが効果的であったと思います。

 現在、7月植えの酷暑試験の結果を取りまとめておりますので、 追ってご報告させて頂きます。オリエンタル・OTの延長ルーティングの効果 (7−8月の高知の環境で多くの品種の草丈を確保)や、LAなどで興味深い結果となりました、 ご参考となれば幸いです。

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 抑制試験のご案内
 11オ産 及び、12年SH産LA,スカシを9月中旬より定植しており、 12年SH産のオリエンタル・OTが10月中旬の植付け予定です。
 まだまだ日中の気温は高く、早いものは間もなくリン付きが見えてきます。
皆様のご来場、こころよりお待ちしております。