●11月30日 デヨンリリー社 マルセル社長
現在、ほとんどのアジアティックとLAの収穫が終了し、選別も終盤を迎えています。全般には、予想されていたように 肥大は例年並で、やや16/18以上が少ない結果となりました。従って、アジアティック・LA全体の球数はやや少なめとなり、去年同様に在庫状況はかなり少ないようです。アジアティック・LAのほとんどの品種に対し、強い相場を見ることができます。
鉄砲百合に関しては、上記とほぼ同じ状況で、収穫量は少なめ、相場はやや上昇となっています。
生産者がオリエンタル・OTを収穫し始めて、10日が経とうとしています。第1印象として、南オランダと北オランダ(ブリーザンド地区)の肥大はかなり良く、逆に東オランダ(最大の生産地)においては特に大球に欠品が生じているように思います。しかし、現時点で結論付けるのはまだ早い状況です。大球の相場は強く、小球がやや弱く動いているようです。