株式会社中村農園

レポート・球根情報



2004年南半球産(ニュージーランド、チリ)のユリ生産について(2004/1/31)

以下の通り、バンザンテン社の04年NZ・CHでのユリ生産についてお知らせいたします。

1.バンザンテン社の総生産量
2003年と比べ、生産面積は7%減少しました。この生産面積で充分な供給容量があり、今後もチリ・ニュージーで面積を増やすことはありません。

2.品種の変化
アルマの生産を停止しました。
次の5品種の生産を開始しました。
コンスタンタ、ルレーブ、ロディナ、シーラ、ビビアナ
2年栽培(LF:2年据え置き生産の遅掘り球根)では、次の4品種を生産します。
カサブランカ、ヤナ、ソルボンヌ、ティアラ

3.各品種について
これまでのところ、チリ・ニュージーランドの全品種がイライザーテスト(光学式バイラス検査)に合格し、今年は全ての品種を日本に輸出することができます。ただし、2004年2月に圃場検査が行われる予定で、不合格品種がでた場合はまたお知らせいたしますが、日本向けロット(球数)は2003年よりも多くなると言うことになります。
(昨年はチリのイライザーテスト段階で不合格が相次ぎ、供給量が制限されました:中村農園)
品種と面積の増減は以下の通りです。

(NZ:ニュージーランド、CH:チリ)

品  種 生 産 国 生産面積(03年比較)
アクティバ NZ/CH 15%減
アルマータ CH 同じ
アスコーナ NZ 同じ
ブリタニア NZ 40%増
キャンベラ NZ/CH 35%増
コンスタンタ NZ/CH
コブラ NZ 140%増
カサブランカ NZ 21%減
ディオラ NZ/CH 同じ
フランシア CH 24%減
ヒルベティア CH 18%減
ヤナ NZ 150%増
ラグナ NZ/CH 30%増
ルレーブ NZ
メロースター NZ 46%減
ロディナ NZ
シーラ NZ
ソルボンヌ NZ 26%減
スターゲザー CH 60%減
ティアラ NZ/CH 34%減
トロピカ(アカプルコ) NZ 同じ
ビビアナ NZ