中村 裕司
4月8日(土)バンザンテン社のハンスダーメン氏が来社しました。ハンス氏は来日直前にNZで、06年産球根の生育状況調査を行っており、以下のような報告がありました。
■今日の気候
次第に秋が深まり、日中は18~19℃、夜間は4~5℃まで下がり出したとの事。葉色があせつつあり、茶色になる初期段階を迎えています。これから収穫までなだらかな気温低下が望まれます。
■全般的に生育良好
バンザンテン社は近年植え付けをなるべく早くし、十分な養成期間を取るようにしていますが、これらの生育は順調で、現時点での肥大も予定通りとの事。下根の状態が良く、球根自身も損傷のない、健全な球根が期待できるとの事。
■ジャスティナとリアルトが??
ただし、この2品種の1.5年作(オランダ産種球を1-2月頃植え、翌年の6-7月に収穫)分に、去年10月の雪の被害が残り、肥大が不充分、大球に欠品の可能性有り。又、今回は圃場に行けなかったが、バッカーNZ社に委託生産(販売はバンザンテン社)しているアクティバ(1.5年作)も同様と思われちょっと心配との事です。