今日は、名港フラワーブリッジの下條氏とIBC(オランダ国際球根協会)のレン氏による専門セミナーが開催されました。
その中で下條氏は、「施設内は、品質保持のために空調を完備しており、買参人の数も着実に増えている。また、以前の松原地区時代と比べて、ネット販売(前売り)の割合が増えており、産地銘柄と品質の信頼性が、益々求められている。ユリは、名港の重要品目、期待に応えられるよう頑張るので宜しく。」と述べられました。
一方、レン氏からは「産地と市場は自分たちの都合の良いユリを追い求め過ぎているのではないか。今後は、フローリストや消費者のニーズにも対応すべきだ。」というご指摘と共に「“ハッピーマザートゥービー”キャンペーンは、“年間を通じて、女性に感謝の気持ちを込めて、ユリを贈ろう”という運動で、花キューピット加盟店でも着実に成果が出つつある。」と力強いお言葉もありました。その後の意見交換でも花を販売する立場から厳しい声も出され、大変勉強になった一日でした。
花も猛暑に耐えてギリギリのところで頑張っています。いよいよ、「ゆりフェスタ」も明日が最終日。ぜひ、お見逃しなく、絶対来て下さいね!!
尚、明日は午後1時から梅田生花の広津氏による「ユリなら梅田に任せといて」(仮題)と、午後1時半からオランダ・ザボー社のケース氏の「オランダの最新育種事情」の講演を予定しています。
名港フラワーブリッジ・下篠氏 | IBC・レン氏 |