本日は、福岡花市場・藤原氏とボス社・ウィレムヤン氏との講演が行われました。
藤原氏は、講演の中で、「現在“競り”よりも“前売り”が多くなってきており、より一層、等階級の徹底が求められてきます。」と、ネット上での取引のポイントを述べられました。
一方、ウィレムヤン氏は、チリの球根生産現場でも生産する品種の世代交代が着実に進んでいることについて触れ、これから生産が減る品種、増えてくる品種を、例をあげながら紹介されました。私どもでも、そうした状況については出張報告等でお知らせしてはいますが、やはりオランダの方から直に話を聞くことで、生産者の方々はより強い印象を持たれたのではないかと思います。
弊社試験農場内には473品種のユリが咲いています。定盤品種から今話題の品種、そして、3年後、5年後の品種まで、ハウス内では品種の未来を感じていただけると思います。スタッフ一同、皆様の「作り」にあった品種を精一杯ご紹介させていただきますので、お気軽にご相談ください。
明日は、名港フラワーブリッジ・下條氏とオランダ国際球根協会のレン氏との講演を予定しております。「新しい市場」や「日本におけるユリ切り花プロモーション活動」について、興味深いお話が伺えると思います。ぜひ、皆様ご来場ください。PS. 本日はテレビ高知さんが取材に来られ、弊社社長が出演しました。これからも、いろんな方の力をお借りしながら、ユリをアピールしていきたいと思います。
株式会社 中村農園
井上貴由
チリでの球根生産について語る、 ボス社ウィレムヤン氏 |
品種についての質問が 福岡花市場・藤原氏によせられました |
品種の世代交代をぜひ体感してください |