株式会社中村農園

レポート・球根情報



オランダ人ミヒールさん、高知で研修中 (2007/3/2)

中村 裕司

ミヒール ラウターさん(オランダ・デヨン社の新入社員)が、2月16日から(4月29日まで)研修生として高知で勉強を始めました。
研修期間中、彼は中村家に宿泊しています。
現在、彼は月曜日から金曜日まで澤村様のハウス、土曜日は中村農園の試験栽培ハウスで働き、 そして日曜日には日本の文化を学んでいます。
彼はなんでも意欲的に取り組み、そして日本語は日々上達しています。

中村農園事務所にて 澤村様のハウスにて通りです 高知県立牧野植物園にて

 

名前  ミヒール ラウター
年齢  26歳 (1981年12月2日生まれ)
学歴
4年の初級農業学校 (クルーシウスカレッジ)
特記事項 : NZのサザンフローラにて研修 (2.5月)

サザンフローラでは球根選別管理の補助。現場主任のもとで働き、主任とともにサイズ選別、パッキング、 水洗、トラックへの積み下ろし、球根発送等すべての活動に責任を持ちました。

3年の農業高校(デンボッシュ農業高校) 
・ ビジネス戦略やマーケティングを専攻
・ 特記事項:タンザニアのポップヴレンド種苗会社で研修(3ヶ月)

この会社は種を生産し、世界中で販売しています。この会社はタンザニアに子会社があり、そこでは主に 豆の生産を任されています。この子会社では、私は市場調査を行い、サフラワー油の残余物の販売計画を作りました。 サフラワー油はサフラワー(高い枝の草の葉状のアザミ)の種を搾って作ります。

2年のワーゲニンヘン大学
大学では経済運営と消費者学を学びました。昨年この研究が終わり、修士号を得ました。 この研究の主要な目標は戦略を調査分析し、生産においてどう会社を運営し、販売網にどう配分していくか、 また、生産もいかにダイナミックに調整していくなどを学ぶことです。この研究の私が主に集中したのは農産物取引や 食品分野におけるマーケティングのさまざまな面や消費者行動などです。

その他の経歴情報:
私はアンダイクの大規模ゆり球根生産者の息子です。社名はラウター花き球根 会社といいます。父の会社で多くのことを学び、さまざまな活動をしました。繁忙期(10月-1月)にはできる限り、 会社を手伝うようにしました。夏休みにはいつも圃場で働きました。私はゆり球根生産に大きな経験を持つ家庭の出身で、 それが、私が商売に興味を持ち、もっと勉強したくてたまらなくなった理由の一つです。ご存知の通り、私は11月に デヨン社に就職し仕事をしています。これまで、会社についていろいろと活動し、学んできました。11月から基礎的な 日本語を学び始めましたが、高知にいる間に上達したいと思います。私は本当にこれからの期間を楽しみにしておりますし、 あなたの場所でいい時間を過ごしたいと思います。 私は高知で言葉や文化など多くのことを勉強できると確信しています。

ミヒール ラウター