平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
9月13日、弊社試験農場にて定植致しました2007年ニュージーランド産球根及び2006年オランダ産球根の試験栽培(対照区)について報告いたします。
(添付しています写真をご参照下さい。)
南半球産のLAの試験栽培は今回が初めてで、その生育スピードに驚いています。定植から30日足らずで(品種によっては)すでに分枝を始め、蕾を膨らまそうとしています。NZ産の生育は(同日に定植した)オランダ産に比べむしろ早いくらいで、元気に成長しています。リン付、草丈ともオランダ産に勝るとも劣らない上、スピードも早い南半球産球根は、夏以降の栽培に大変有効と思われます。(冷凍賃も節約できますね…。)
弊社ホームページでも随時報告いたしますが、ぜひこの機会にご来園いただけると幸いです。
クープレット/ 14-16
<07NZ産> | <06オ産> |
平均リン数 | 草 丈 | 状 態 | |
07NZ産 | 5 | 60~80 | ほとんどが分枝を始めており、枝分かれを確認することができる。 |
06オ産(冷凍球) | 4・5 | 55~75 | NL産は分枝直前状態で、SH産に比べ2・3日状態が遅い。 |
ビゼー/ 14-16
<07NZ産> | <06オ産> |
平均リン数 | 草丈 | 状態 | |
07NZ産 | 4 | 55~75 | 分枝の直前で、枝が見え隠れしている。 |
06オ産(冷凍球) | 4 | 40~65 | 蕾がやっと見えている状態。 |
ダズル/ 14-16
<07NZ産> | <06オ産> |
平均リン数 | 草丈 | 状態 | |
07NZ産 | 4 | 55~75 | 分枝の直前で、枝が見え隠れしている。 |
06オ産(冷凍球) | 4 | 40~65 | 蕾がやっと見えている状態。 |
ロイヤルトリニティー/ 14-16
<07NZ産> | <06オ産> |
平均リン数 | 草丈 | 状態 | |
07NZ産 | 3~5 | 70~90 | 分枝が始まっており、蕾も大きくなり始め、枝もしっかりと見ることができる。 |
06オ産(冷凍球) | 3~5 | 60~80 | リン数が確認できる程度。 |