村 裕司(JFTA代表)
いつも格別のご引き立てを賜りましてありがとうございます。
主題の件につき、現在までの状況をご報告致します。
6月23日、私がJFTA(日本花き球根輸出入協会)の代表としてJFTD(花キューピット協同組合)幹部の方々と面談時、JFTD様側からユリの香りの問題を 指摘され、特に病院やレストランでは使いづらいので改善して欲しいとの要望が有りました。
それに対し私は「すでに研究はかなり進んでおり、近い将来香りを抑制する薬剤等も商品化できる見込みです。」と回答しました。
6月25日、日本農業新聞において、農研機構・花き研究所の記事(別紙)が報道されました。
7月4日東京でのIBC(オランダ国際球根協会)とJFTAの会議の中でこの件が話題となり、
① 今後業務需要に加えてユリの個人消費拡大を目指す私たち業界全体にとって、香りの問題は重要かつ共通の課題である。
② 農研機構様への折衝や商品化等、今後の事業展開について、個々の企業が別々に行うよりも業界がまとまり、JFTAとして推進したほうが良い、との同意が得られました。
ついては、私が窓口となり、7月6日、(JFTAとして)、みずほ銀行本店ビジネスソリューション部に相談、現在同行公務部(官公庁を担当する部署)を通じて農研機構・花き研究所様と折衝中です。
その後、7月10日、同行から連絡があり、21日に中間報告のため、弊社に来社される予定とのことです。
7月13日には、朝のNHKニュースでもこの話題が放送され、皆様方の関心も更に高まったことと拝察し、以上ご報告致します。
この件がうまく進展し、JFTD様の「ハッピーマザートゥビー」キャンペーンともあいまってユリのマーケットがもっと広がることを願っています。
よろしくお願いいたします。
2009年6月25日 日本農業新聞
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