以下の通り、バンザンテン社の04年NZ・CHでのユリ生産についてお知らせいたします。
1.バンザンテン社の総生産量
2003年と比べ、生産面積は7%減少しました。この生産面積で充分な供給容量があり、今後もチリ・ニュージーで面積を増やすことはありません。
2.品種の変化
アルマの生産を停止しました。
次の5品種の生産を開始しました。
コンスタンタ、ルレーブ、ロディナ、シーラ、ビビアナ
2年栽培(LF:2年据え置き生産の遅掘り球根)では、次の4品種を生産します。
カサブランカ、ヤナ、ソルボンヌ、ティアラ
3.各品種について
これまでのところ、チリ・ニュージーランドの全品種がイライザーテスト(光学式バイラス検査)に合格し、今年は全ての品種を日本に輸出することができます。ただし、2004年2月に圃場検査が行われる予定で、不合格品種がでた場合はまたお知らせいたしますが、日本向けロット(球数)は2003年よりも多くなると言うことになります。
(昨年はチリのイライザーテスト段階で不合格が相次ぎ、供給量が制限されました:中村農園)
品種と面積の増減は以下の通りです。
(NZ:ニュージーランド、CH:チリ)
品 種 | 生 産 国 | 生産面積(03年比較) |
アクティバ | NZ/CH | 15%減 |
アルマータ | CH | 同じ |
アスコーナ | NZ | 同じ |
ブリタニア | NZ | 40%増 |
キャンベラ | NZ/CH | 35%増 |
コンスタンタ | NZ/CH | 新 |
コブラ | NZ | 140%増 |
カサブランカ | NZ | 21%減 |
ディオラ | NZ/CH | 同じ |
フランシア | CH | 24%減 |
ヒルベティア | CH | 18%減 |
ヤナ | NZ | 150%増 |
ラグナ | NZ/CH | 30%増 |
ルレーブ | NZ | 新 |
メロースター | NZ | 46%減 |
ロディナ | NZ | 新 |
シーラ | NZ | 新 |
ソルボンヌ | NZ | 26%減 |
スターゲザー | CH | 60%減 |
ティアラ | NZ/CH | 34%減 |
トロピカ(アカプルコ) | NZ | 同じ |
ビビアナ | NZ | 新 |