試験栽培・商品開発
国内最大級・500品種以上の各種試験を周年で実施しています。日本におけるオリエンタルユリのリーディングカンパニーとして、自社の実証試験に基づき中長期に存在価値を発揮できる品種選定と、球根供給の安定成長を目標とした商品開発を行っています。
育種会社との提携で、商品化前のナンバー品種も年2回の(隔離)栽培試験を実施し、総合的な試験プログラムとして、国外関係者からも高い評価をいただいています。
プロモーション・機会創出
■ 6月のゆりの展示会
10年にわたる「ゆりフェスタ」の経験は、2017年「6月のゆりの展示会」へと進化し、国内最大級のユリのプロモーションイベントがスタートしました。
冠婚葬祭のアレンジの提案や、花の文化に触れる行事など、ユリを作る側と使う側の交流の場としても成長しています。
花とひとプロジェクト
2016年に創設した「花とひとチーム」は、ユリと人を身近でつなげる機会をつくり、私たちの想いに共感して下さる方々の協力で、活動の輪は徐々に広がっています。
■ 地域活動について
生活の中で、花、中でも高知県の主要園芸作物である「ユリ」の花を身近に感じてもらうため、弊社試験ハウスで栽培したユリを各所に提供したり、地元協議会や生花店と連携し、小学校でのフラワーアレンジメンント教室を開催しています。
また、地域の小中学生・高校生の会社見学なども行っており、見る人に「ユリを楽しむ」という体験をしていただくとともに「高知県にはユリがある」ことを知ってもらい、子ども達には気軽に花を飾る大人に成長してほしいという願いを込めて活動しています。
球根生産地調査
生き物である球根は、育った環境や生産体系により品質や状態が異なります。
毎年定期的に北半球・南半球の球根生産地を歩いて(掘って)生育状況を確認し、調査情報をレポートにまとめ、最新の情勢をお伝えしています。
気象条件やマーケットの変化に適応しながら、球根生産側との協調を深め、安心できる品質確保に努めています。
輸入・輸送業務
お客様の作付計画を考えて、それぞれの商品を徹底した品質管理のもと、最適な状態で輸送しています。
システムを駆使し、輸出会社との情報共有や計画性を高め、輸送の効率化と品揃えの精度を向上してまいりました。
しかし、いかにIT化が進んでも、天候に左右される農産物の世界では、ひとのつながりとコミュニケーションがキーだと感じています。
そして「生き物を運ぶ」という意識を持って球根輸送を行うことが、とても大切です。
生育保管・冷温管理
商品入荷時、必ずしも同じような状態で到着する訳ではありません。各ロットの球根屋パッキングの状態などを自社で検査、データ化し、それに応じた保管方法を決定します。
冷凍庫内の環境は多くのセンサーで感知し、事務所内のパソコンで監視され、積み荷の具合や配置等による微妙な変化も見逃さず制御を整えます。また、定期的な検査で状態を把握し、適切に対応することも必要です。
様々な機器を活用して庫内環境を保ちつつ、最適な状態で球根をお客様に納品できるよう努めています。
出荷・納品
お客様のご希望の納期にご希望の条件で球根をお届けできるよう努めています。
天候等により栽培計画が変わることもあるのが農業の現実です。
急なご指示にも、数(営業)日前までのご連絡で発送・納品を承っています。
出庫手数料無料での解凍サービスもご好評いただいています。
切花生産者とともに
北は北海道から南は沖縄県まで、生産適期や栽培環境は大きく異なるため、訪問と対話を通じ、お客様の需要にあった商品をご紹介いたします。
データと経験に基づいた適切な情報提供で、生産計画のご相談も承ります。
球根のご縁は深く、ご家族とも交流させていただきながら、末永くお客様のご成功をサポートさせて頂くことが私たちの願いです。
リサイクル
輸入時に用いられ使用済となったプラスチック製ケースを破砕・チップ状にし資源としてリサイクルするため、2004年に空プラスチックコンテナ再資源化用破砕プラントを設置。
農業に関わる企業として、省エネや循環型社会への意識をもち、新しい設備や技術もいち早く取り入れています。